ブリュッセルのBouchers通り13番地にある、Aux Armes de Bruxelles。ここは自家製料理が美味しいと有名な、エレガントでクラシカルなレストランです。お店の歴史は1970年代に遡ります。もともとはJacques Veulemansが「Comptoir des Armes」という名でベルギー流タパスバーをオープンされたのが始まり。そこからおしゃれで上品なレストランとなり、現在でも多くの人々に愛されています。
それでは、早速Aux Armes de Bruxellesの美味しい料理を見ていきましょう。
前菜に選んだのは6種類のきのこをバターとハーブで合わせたもの。一見シンプルなお料理に見えますが、食べてみるとその豊かな風味に驚き。バターの芳醇な旨味とハーブの爽やかさが最高のハーモニー。ワインに合わせて頂きたい一品です。
ベルギーの名物、グレーシュリンプと呼ばれる小エビのサラダと同じ小エビを使ったコロッケのプレート。「シーフードの女王」と称されるグレーシュリンプは、ベルギー料理を語る上で欠かせない存在。ベルギーの北の海でとれるこの小エビは、マヨネーズやレモンと合わせてさっぱりいただくのが現地流。コロッケのサクッとした衣とクリーミーなソースとも相性抜群です。ベルギー人の食文化に深く根付いている食材で、ベルギー旅行に来たなら要チェックです。
ベルギーではスープもコースには欠かせない一品。Aux Armes de Bruxellesの自家製ポタージュスープは、クラシカルで品のある味わいで体の芯から温めてくれます。その日によってメニューが変わるので、お店で聞いてみましょう。
新鮮な舌平目にトマトベースのソースを合わせたメイン料理。新鮮な食材ならではの美味しさがギュッと詰まっています。このレストランでは、どのお料理も絶品。どれを選んでもハズレ無しで、お腹も心も満足させてくれます。
デザートは別腹。ヨーロッパ旅行ではシェフのこだわりデザートは絶対に食事の締めには欠かせません。写真は客席でフランベした温かなクレープに冷たいアイスクリームを合わせたデザートを作っているところ。口に入れた瞬間からとろけだすアイスクリームとクレープの香り高いデザートはおすすめです。
もう一つのデザートはクレームブリュレ。でも、ただのクレームブリュレではないんです。キュベルドンってご存知ですか?キュベルドンはベルギー名物の砂糖菓子。このクレームブリュレはそのキュベルドンを使用した、ベルギー風なクレームブリュレなのです。ここだけの味をぜひトライしてみてくださいね。
Aux Armes de Bruxellesは、ベルギーで特別な時間を過ごしたい方にはピッタリの場所。せっかくのベルギー旅行ですから、ぜひ贅沢な時間をAux Armes de Bruxellesで過ごしてみてはいかがでしょうか?
著者 Yuka
撮影 Leona Fujii
住所: 13, rue des Bouchers B-1000 Bruxelles
ウェブサイト: こちらから