アヴィニョン

アヴィニョン橋で踊ろう!

Avignon

アヴィニョンと聞くと、「アヴィニョン橋の上で踊ろう」のあの童謡を思い出す方も多いのではないでしょうか?教皇宮殿Palais des Papesやアヴィニョン橋に代表されるこの街は、プロヴァンス地方を代表する観光名所です。ゆったりと流れる南仏時間に身を任せ、古い城壁に囲まれた市街地を散策してみましょう。夏には世界最大級の演劇フェスティバルが約1ヶ月間に渡り開催され、連日連夜街中が熱気に包まれます。

 

 

教皇宮殿  Palais des Papes

世界遺産にも登録される、ヨーロッパ最大級のゴシック式宮殿Palais des Papesは1335年から20年以上かけて建造され、ブノワ12世法王とクレモン6世法王の住居として使用されました。総面積は15,000平方メートルを誇り、教皇の部屋や大食堂、財務室など、20以上もの部屋が一般公開されています。

 

 

年間来場者数は60万人。フランスで最も来場者の多い観光地トップ10に入ります。アヴィニョン演劇祭の時期には、中庭でイベントも開催されます。

 

Place du Palais, 84000 Avignon

開館時間

9月1日〜11月1日 9時〜19時

11月2日〜2月28日 9時半〜17時45分

3月 9時〜18時半

4月1日〜6月30日 9時〜19時

7月 9時〜20時

8月 9時〜20時半

最終入館:閉館時間の1時間前

定休日:なし

入館料:一般料金11ユーロ、割引料金9ユーロ、オーディオガイド2ユーロ

 

 

アヴィニョン橋 Pont Saint Benezet

アヴィニョンを訪れたことがなくとも、『アヴィニョン橋の上で』の童謡は聞いたことがあるのではないでしょうか。サン・ベネゼ橋、またの名を「アヴィニョン橋」はこの歌で歌われている有名な石橋。教皇宮殿と同じく世界遺産に登録されています。1177年から1185年に建設されましたが、17世紀にローヌ河の洪水により崩壊し、その後修復作業が中断され、現在では渡ることのできない状態で保存されています。

 

Boulevard de la Ligne, 84000 Avignon

開館時間

9月1日から11月1日 9時〜19時

11月2日から2月29日 9時半〜17時45分

3月 9時〜18時半

4月1日から6月30日 9時〜19時

7月 9時〜20時

8月 9時〜20時半

最終入館:閉館時間30分前

料金:一般5ユーロ、割引4ユーロ、学生3,50ユーロ

 

 

 

コレクション・ランバート La Collection Lambert en Avignon

アートディーラー、アートコレクター、ギャラリストなど様々な顔を持つイヴォン・ランバート(Yvon Lambert)の私設美術館。サイ・トゥオンブリー、バスキア、ナン・ゴールディンなど豊富なコレクションに目を見張ります。

 

 

2017年11月5日までは “ON AIME L’ART… !!”と題し、agnès bのコレクションから美術館のディレクターÉric Mézilが選んだ作品の展示が行われています。

 

ちなみにパリにある写真や現代アートに特化したギャラリー兼ブックショップYvon Lambert Bookshopイヴォン・ランバートブックショップ( 108 Rue Vieille du Temple, 75003 Paris )では出版も行っており、現代アートを知るためには見逃すことのできないスポットです。

 

 

5 rue Violette, 84000 Avignon

開館時間

9月から6月 11時〜18時

月曜日定休日

7月・8月 11時〜19時

定休日なし

5月1日、12月25日、1月1日は休館

最終入館:閉館時間1時間前

料金:一般10ユーロ、割引8ユーロ、6歳から11歳2ユーロ、6歳以下無料

 

 

 

タンチュリエ通り Rue des Teinturiers

街の中心から少し離れた小さな運河の流れるこの通りは、活気のあるエリア。個性的なビストロやビオのカフェなどお洒落なお店が並んでいます。

 

気軽なランチを取りたいなら、この通りで探すのがオススメです。南仏の明るい太陽の光を浴びながら、テラスでゆったり時間を過ごしてみましょう。

 

 

 

フェスティバル・アヴィニョン  Festival d’Avignon

世界でも最も歴史があり、最も有名な演劇祭。1947年に演出家ジャン・ヴィラールによって始められました。現在では演劇に限らず、ダンスやミュージカル、など様々なパフォーマンスが公式・非公式を問わず開催されています。

 

 

チケットは当日でもチケットセンターで購入できますが、売り切れも多いのでネットでの事前予約がベター。数日滞在する場合は、何日後かのチケットであれば窓口での購入も可能でしょう。公演情報の載ったパンフレットなどもここで手に入ります。チケット料金は一般5ユーロから59ユーロまでと公演により様々。無料のプロジェクションや非公式のパフォーマンスなども行われています。

 

http://www.festival-avignon.com/fr/

 

 

 

時間のゆっくり流れる南仏ですが、その中でも特にアヴィニョンでは日を浴びながらのんびりとしている人たちが多いようでした。そして演劇祭の活気。演劇に限らず、パフォーマンス、ミュージカル、ダンスなどなど舞台が好きな方はぜひ夏のこの時期に訪れてみてください。 

 

 

                         

パリからアヴィニョンへの行き方

TGV

パリGare de Lyon駅から約3時間半 

予算:10ユーロ〜222ユーロ

SNCFサイトより予約可能。

 ※Avignonには市街地から離れたTGVが発着するAvignon TGV駅と市街地に近いAvignon CENTRE駅があるので、お乗り間違えのないよう気をつけてください。2つの駅はミニトレインで行き来

することができます(1,90ユーロ)。

 

 BUS

パリから約8時間〜

予算:20ユーロ〜

OUIBUS, Flixbusなど各バス会社HPより予約可能。

  

 

 

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