フランス語で火鍋は「Fondue Chinoise フォンデュ・シノワーズ」と呼ばれています。 フランチの「フォンデュ」、いわゆるチーズの風味に飽きた方、またはもっと「アジア風」のフォンデュが恋しい方、パリには素晴らしい「フォンデュ・シノワーズ」鍋がいくつかあります。 この記事では、そんな中華の”火鍋”とは何なのか説明し、パリのおすすめレストランを紹介します。
中国の火鍋に慣れていない方もたくさんいるかもしれません。まず、火鍋は中国で 2,000 年以上の長い歴史があります。 特に冬に食べられていたこの鍋ですが、最近は一年中食卓に並ぶようになりました。 火鍋には、中国の地域ごとにいくつかの種類がありますが、最も有名な火鍋は四川火鍋です。 この中国南西部の州は、美味しくてスパイシーな味付けで有名です。
おいしい味に加えて、中国人は鍋が大好きで、社交の場としても最適。 鍋の周りに人が集まり、おしゃべりしたり、食べたり、飲んだり、楽しい時間を過ごします。 みんなで鍋を囲みながら料理を煮込み、そして熱々のまま食べることが何よりの火鍋の楽しさです。
鍋を食べるときは、出汁の入ったスキレットをテーブルの中央に置き、IHまたは炎で加熱します。 鍋の周りには生肉から野菜まで様々な具材が並べられ、テーブルいっぱいに並べられた食材で埋め尽くされます。
Chongqing(重慶)は四川省の主要都市であり、このレストランは火鍋で有名な四川省から来たチームによって運営されています。パリでも大人気のこちらのレストラン。ぜひ本格鍋を味わうことをおススメします!
リヨン駅(Gare de Lyon)近く、パリの中でも安全で静かなエリアに位置するFondue Chongqingは、2 階建てのレストランで、少人数から大人数のグループまで、多くの広々としたテーブルを備えています。 カラオケ愛好家には、カラオケ・プライベートダイニングルームをグループで予約することもできます。美味しい鍋を囲みながら友人とカラオケを楽しめるなんて夢のようですよね。
内装は伝統的な絵画や古い写真が飾られ、シックな中国の雰囲気。 パリのほとんどの鍋は「食堂スタイル」といった雰囲気ですが、こちらのFondue Chongqingは、とても伝統的で豪華でフォーマルな雰囲気が漂っています。しかも、こちらのレストランで提供されるすべての食材は上質で新鮮なのも嬉しいポイント。では、今から「鍋の食べ方」について詳しく説明していきます。
住所: 145 Av. Daumesnil, 75012 Paris
アクセス: Montgallet (メトロ8番線)、Dugommier (メトロ6番線)、Gare de Lyon (メトロ1、14線)、RER A線
営業時間: 毎日 12:00 - 14:30, 18:30 - 22:30
Fondue Chongqingのような本格的な四川鍋に慣れていない方は、戸惑ってしまうことがあるかと思います。鍋を楽しむための簡単なガイドと、知っておくべき主な手順を紹介します。
スープは大鍋1つ、半鍋2つから選べます。2つの味を一度に味わえる半鍋のオプションがおススメ。辛いのが苦手な人でも鍋を楽しめるように、辛いものと辛くないものを注文するのはいかがでしょうか。
Fondue Chongqingでは、プレーン、トマト、スパイシー、マッシュルームなど、いくつかのスープから選択できます。スパイシーなスープを選ぶ場合は、辛さの度合いも選択できます!
たくさんの選択肢があるので、食材を注文するのはそれほど簡単ではないかもしれません。ほとんどの料理は、小盛または大盛で注文できます。 鍋を食べる人の数と好みによって異なります。 通常、1 人あたり平均 2 皿がちょうどいいですよ。(テーブルでシェアをするため一度に様々な食材を試すことができます。)
鍋の中でメインとなる重要なお肉。牛肉、子羊肉、豚肉、または鶏肉などがあります。 薄切りの牛肉は、1 分以内に火が通るため、最も人気のある鍋の食材の 1 つです。 Fondue Chongqingでは、高級神戸ビーフのような珍しいお肉や、牛の脳や豚の大動脈などの少し変わったお肉を味わうこともできます。 フィッシュボール、エビ、イカなどのシーフードのオプションもたくさんあります...。
野菜は、きのこ、大根、キャベツ、じゃがいも、里芋、もやし、山芋、絹ごし豆腐などのオプションがたくさんあるため、ビーガンの方にもぴったり。また、豊富な種類の麺も選ぶことができます。
お鍋の中で煮た食材にディップするソースが必要です。こちらでは、ごまソース、ラー油、醤油、ガーリック ソース、酢、胡椒、ネギなどのさまざまな材料を混ぜ合わせて、一人一人が自分の好みに合わせた、とっておきのソースを作ることができます。
出汁が沸騰したら、具材を火が通るまで加熱します。 お箸または、専用の柄杓でつまみましょう。 食べる前に、しっかり食材に火が通っていることを確認してください。 例えば、つくねやつみれは出汁の中で浮く必要があり、生肉は完全に色が変わる必要があります。 通常、時間がかかる肉や魚団子などの固い食材からまず鍋に入れ、野菜を追加します。 麺は、しめに食べられます (麺は、出汁に出た肉や野菜の旨味を吸収するので最後に食べるのがおススメ)。
沸騰してスープが蒸発しすぎた場合は、スープの補充をお願いできます。食材の追加注文もできるので、自分の満腹度と相談しながらオーダーできますよ。もちろん、ソースのお代わりもできます。
この記事では、知っているようで知らなかった火鍋文化について説明しました。是非、パリでFondue Chongqingを試してみてください。
最後に : おいしい自家製ドリンクを試してみることもおススメです!冷たいものから熱いものまで、さまざまなお茶の飲み物があります。 今回、オボンパリチームは、ハチミツとアロエのお茶、そしてナツメの冷たいお茶を頂きました。 どれも絶品で、また、辛い食べ物を乗り切るのにも役立ちます。ビール好きの方は本場中国のビールも楽しめますよ。
著者/撮影 : O'bon Paris Team
住所: 145 Av. Daumesnil, 75012 Paris
アクセス: Montgallet (メトロ8番線)、Dugommier (メトロ6番線)、 Gare de Lyon (メトロ1、14線)、RER A線
営業時間: 毎日 12:00 - 14:30, 18:30 - 22:30