自由、平等、友愛、革命の国、フランス。ロマンスの国でもあるここはロシアやウクライナに次ぐヨーロッパで3番目に大きな国です。
フランスの歴史、芸術、文化は世界中の人から愛されています。パリのエッフェル塔やルーブル美術館だけでなく国全体が魅力にあふれる観光地です。フランスの各地方でもそれぞれ異なった特色があり、フランス全土に世界中から観光客が訪れています。
言語:フランス語
面積:5,490万8,700㏊
宗教:カトリック、イスラム、プロテスタント、ユダヤ
貨幣:ユーロ(€)
電圧:220V
国番号: + 33
フランスは国力の強さで栄えたため、国内のあちこちにたくさんの魅力的な場所があります。パリだけでなく、中央フランスや南西部にもたくさんの映画に登場した場所があり、物語りの主人公になった気分にさせてくれるでしょう。
1)パリ:ルーブル美術館、オルセー美術館、エッフェル塔、マレ地区、凱旋門、シャンゼリゼ通り、セーヌ川、ノートルダム大聖堂、モンマルトル、グランパレ、アレクサンドル3世橋、コンコルド広場、アンヴァリッド軍事博物館、オペラ・ガルニエ、ロダン美術館、リュクサンブール公園、ソルボンヌ大学、パンテオン
1-2) パリ近郊:ヴェルサイユ宮殿、フォンテーヌブロー城、オーヴェル=シュル=オワーズ、メッツ、ジヴェルニー、プロヴァン、シャンティイ城、ヴォー=ル=ヴィコント城、シャンボール城
2)モンサンミッシェル:サンピエール教会、La Mère Poulardのスフレオムレツ、古くから遺る小さな路地や建築
3)サン・マロ:サン・ヴァンサン門、プチ・ベ島、グラン・ベ島、シャトーブリアンの墓、ケベック・ハウス、クレープレストラン、シードル、サンチェスアイスクリーム
4)アヴィニョン:教皇庁、サン・ベネゼ橋、イヴォン・ランベールの現代美術ギャラリー、7月のアヴィニョン演劇祭
5)ニース:ぺブルビーチ、コリーヌ・ド・シャトー、ニース旧市街、サレヤ広場の朝市、MAMAC、マセナ広場、シャガール美術館、2月のカーニバル、エズ
6)エクス=アン=プロヴァンス:セザンヌのアトリエ、セザンヌ像、サン・サヴ―ル教会、ロトンドの噴水、ヴァザルリ財団美術館、Caumontアートセンター
7)ストラスブール&コルマール:ノートルダム大聖堂、BATORAMAクルーズ船、プチ・フランス、欧州議会、 ポン・クヴェール橋&プフィスタ邸、プチ・ヴェニス、ウンターリンデン美術館、コルマール屋内マーケット
一般的に四季がありますが、フランスの天気は変わりやすく一日の中でも寒暖の差が激しいのが特徴です。フランス国内が広大なだけあり、各地方でも天候が大きく異なるので、旅行へ出発する前に天候をチェックしましょう。
暖かく晴れの日が多い3月-5月、澄んだ秋空の9月-11月
2月中旬から日照時間が長くなり、観光に適した暖かな季節が始まります。しかし、日中は温暖でも日が暮れると急激に冷えるので注意が必要です。突然の雨で気温がぐっと下がることもあるので長袖の暖かいカーディガンや折り畳み傘を持ち歩くことをおすすめします。
夏休みの7月-9月
夏のフランスは気温は高いですが湿気は全くありません。日差しがとても強いのでサングラスと日焼け止めがマストです。夏休み中ずっとお休みのお店もあるので、特に8月は注意が必要です。
美術館、博物館などの屋内活動を楽しむのに良い時期:12月-2月
秋の暮れから冬にかけては雨や曇りの日が降ることが多くなりますが、気温はそこまで低くなく、0℃を下回ることはほとんどありません。また、日照時間が短くなるので、ライトアップされた美しい街をより早い時間からゆっくり楽しむことができます。この時期の旅行には暖かな帽子や折り畳み傘があると安心です。
フランスの物価は他のヨーロッパの国々よりも比較的高いです。特にパリは宿泊料や外食代が高くつきます。しかし、美術館や教会など観光名所では学生割引もあるので入場料はいくらか安く抑えることができます。パリでの一日一人当たりの平均予算は宿泊代を除いて120-170€ほど。
フランス料理はクラシカルで贅沢な文化として知られています。食文化に関しても各地方で様々な名物料理があるのも特徴的です。有名なミシュランガイドはフランスで1世紀以上前に生まれ、今でも私たちの美食体験に役立っています。
1)鴨のコンフィ:フランス南西部の鴨肉料理。保存食として作られたのが発祥の起源です。
2)ガレット:よく街角で売っているデザートのクレープと見た目はそっくりですが、こちらは主菜として食べるもの。ブルターニュ地方の名物で、中の具材を卵やベーコン、肉、チーズ、野菜、魚など好きなものを選ぶことができます。
3)シュークルート:伝統的なキャベツを発酵させて作る料理。アルザス地方の肉や魚、ビール、白ワインと共にいただきます。
4)フォアグラ:フランスでお祝い事やクリスマスなどにイベント時によく食べられます。一般的に鴨やガチョウのレバーが使われ、前菜としてパンに載せて食べたり、メインディッシュのステーキの上に載せられたりもします。
5)エスカルゴ:フランスで最も有名な、カタツムリを使った料理です。一般的に6個か12個入りで注文でき、身と殻を離すためのエスカルゴ専用のトングも一緒にテーブルに運ばれてきます。しかし、身は調理するときに一度殻から切り離されて、ソースと合わせた後にまた殻の中に戻されているので、簡単に取り出すことができます。
6)オニオングラタンスープ:オニオングラタンスープは玉ねぎ、スライスされたパン、チーズから作られ、その起源はローマ時代だと言われています。寒い冬にはぴったりの前菜です。
7)ラクレット:ラクレットはフランスとスイスの伝統料理。ゆでたジャガイモやピクルスと温かくとろけたチーズの組み合わせは最高です。
8)ブフ・ブルギニョン:ブルゴーニュ地方の伝統的な家庭料理で、赤ワインや牛肉を使ったビーフシチューです。一緒に煮込まれるニンジン、玉ねぎ、ニンニク、マッシュルーム、ハーブが豊かな風味を作り出しています。最近ではブルゴーニュ地方だけでなくフランス全土で食べられます。
9)マグレ・ド・カナール:鴨胸肉の料理はフランスの有名な料理です。ボルドー産の赤ワインを合わせるのがおすすめ。
10)ブイヤベース:マルセイユ発祥の魚のスープ。通常、スープ、パン、ソースが先にサーヴされ、その後大皿に魚が分けて盛られます。
11)フランスのワイン:フランスのワインはヨーロッパのみならず世界中で認められています。本場フランスではより上質でかつお手頃なワインが楽しめるので、ウェイターに料理に合うワインを尋ねて知らないワインを試してみるのもおすすめです。
12)デザート:贅沢なデザートとされているマカロン、シュークリームの一つのエクレア、ミルフィーユ、クレープなどがあります。
一般的にフランスの公共交通手段は1回約2€程ですが、地域によって異なります。メトロやバスは平日は本数が多いですが、週末や祝日は本数が少なくなっていることが一般的です。また、バスの路線によっては一定期間運行していないこともあるので注意が必要です。最終便は24:00頃に設定されているのが一般的で、夜行便はNOCTILIENと呼ばれています。
1)フランス国内の都市間のアクセス
列車:フランス国有鉄道SNCFの電車は2種類あり、近距離間を走る快速列車のTERと長距離高速列車のTGVがあります。チケットの購入は駅かオンラインで可能です。オンライン購入する場合はスマートフォンでアプリケーションをダウンロードすると便利です。公式予約サイトはこちらから。
バス:フランスにはFLIXBUS, OUIBUS, ISILINES等、都市間を結ぶバスがいくつかあります。GOEUROのサイトから予約するのが一番便利で簡単に正確なルートを検索できます。ウェブサイトはこちらから。
2)パリ市内の交通手段
パリ市内の主な交通手段はメトロ、バス、トラムです。旅行中にゆっくりと落ち着いてパリの景色を楽しみたいならバスがおすすめ。一番早く目的地までたどり着きたいならメトロが最適です。
TICKET t+:TICKET t+は1.9€で、メトロ、バス、トラムに乗れる一回券です。駅に設置されている多国語対応の券売機で簡単に手に入れることができます。バスに乗車する際はバスの運転手から直接バス車内で購入することもできます。もしも公共交通機関をたくさん利用する予定なら、CARNET(t+ tickets10枚綴り、14.9 €)またはMOBILIS (一日券、料金は利用ゾーンに応じて変動:1-2ゾーン 7.5 €)
NAVIGO : 1週間以上パリに滞在するならNAVIGOが便利です。1週間パス(22.8 €)と1か月パス(75.2 €)があります。しかし、1週間パスは月曜日から、1か月パスは月初めの1日からスタートで、自分で使い始める日を自由に選択できないので注意が必要です。つまり、例えば水曜日から1週間パスを使い始めたら、同じ週の日曜日までなので5日間しか使用できないので、使い始める日によっては損してしまうこともあるのでお気を付けください。また、NAVIGOには写真を貼りつけなければならず、写真無しだと違法とみなされます。手元に証明写真がない場合は、大きな駅などに日本にもよくあるような証明写真機があるのでそちらを利用しましょう。
シャルルドゴール空港からパリ市内へのアクセス
シャトルバス : ROISSY BUSがオペラガルニエ前から第1、第2、第3ターミナルの順で運行しており、料金は11€、所要時間は1時間ほどです。NAVIGOかParis Visits cardを利用することができます。
RER : パリ高速鉄道のRERに乗ると簡単にパリの中心地まで行くことが可能です。クレジットカードがあれば簡単に券売機で駅名を選んでチケットを購入することができます。現金で購入希望の場合はチケット売り場にて取り扱いがあります。大人10.3 €、4-9歳の子どもは7 €、です。所要時間は空港からChatelet-Les Halles駅まで約40分です。
TAXI / UBER : タクシーかUberを利用すると空港から中心地まで目的地による固定の金額で行くことができます。この制度のおかげで詐欺被害の数はグッと減りましたが。念のため多めの金額を両替して準備しておくのがおすすめです。また、目安としてセーヌ川でパリを二等分して右岸(北)までが50€、左岸(南)までが55€です。
オルリー空港からパリ市内へのアクセス
シャトルバス : オルリー空港からDENFERT-ROCHEREAU 駅までORLYBUSが走っており、南ターミナルの出口Cもしくは西ターミナルの出口Dから乗車できます。所要時間は30-35分ほどで、料金は8.3€ですが、NAVIGOが利用できます。
列車 : ORLYVALに乗ると市内中心部まで行くRER B線に乗り換え可能なANTONY駅までアクセスできます。乗り換え後の料金込みで12.5€です。もしくは、南ターミナルの出口Cか西ターミナルの出口GからシャトルバスにてPONT DE RUNGISまで行き、その後RER Cに乗り換えると6.25€です。
TAXI / UBER : オルリー空港からパリ市内までも固定料金で、行き先によって30€から35€に定められています。
3)パリ近郊でNAVIGOでアクセスできる場所
ヴェルサイユ宮殿 : RER C線でGARE DE VERSAILLES CHATEAU RIVE GAUCHE駅まで行き、駅から徒歩10分でヴェルサイユ宮殿に到着します。もしくはPONT DE SEVRESより171番バスに乗ってもアクセス可能です。
オーヴェル=シュル=オワーズ : GARE DE NORD駅からH線でGARE DE PERSAN BEAURMONまで行き、H-TSOL線に乗り換えるとGARE D'AUVERS SUR OISEまで行きます。 (1時間)
シャンティイ城 : GARE DE LYON、CHATELET-LES HALLESもしくはGARE DU NORDからRER DでCHANTILLY-GOUVIEUX駅まで。 (45分)
ヴォー=ル=ヴィコント城 : GARE DE L'ESTからP番線でVERNEUIL-L'ETANG駅まで。 (35分). 駅からシャトルバスChâteaubusで20分。シャトルバスチケットは往復のみの販売で、現金のみの受け付けです。
プロヴァン : GARE DE L'ESTからP番線に乗りGARE DE PROVINSまで。 (1.5時間)
フォンテーヌブロー城 : GARE DE LYONからR番線でGARE DE MONTARGIS行きの電車に乗りFONTAINEBLEAU AVON駅にて下車 (40分)
4) パリから日帰りまたは1泊2日旅行
モンサンミッシェル : MONPARNASSE駅からTGVで3時間。より安価なOUIBUS、FLIX BUSで5 - 6時間。 もしくはPARIS CITY VISIONのような交通手段兼宿泊兼ガイドのようなチョイスもあります。街に到着後はモンサンミッシェルまで3通りの行き方があり、徒歩で30分、5-10分間隔で運行している無料シャトルバス、またはホテルからレンタルサイクルも利用できます。
サン・マロ : MONPARNASSE駅からTGVで3時間。駅から旧市街までは徒歩20-30分、またはバスで7分です。 サン・マロはモンサンミッシェルから1時間ほどのところにあるので、モンサンミッシェルと一緒に観光して帰るのがおすすめ。
ルーアン : SAINT LAZARE駅から列車でROUEN駅まで (1時間10分)
ドーヴィル : SAINT LAZARE駅から列車でTROUVILLE-DEAUVILLE駅まで。 (1時間30分)
ストラスブール&コルマール : ストラスブールまではGARE DE L'ESTからTGV (2時間)またはシャルルドゴール空港第2ターミナルからOUIGO(2時間)。もしくはバスで最低7時間のゆっくり旅。 コルマールまではGARE DE L'ESTからTGV(2.5時間)またはBERCY駅からFLIXBUS(9時間)。ストラスブールからコルマールまではGARE DE STRASBOURGから列車でGARE DE COLMARまで(30分)。 もしくはPLACE DE L'ETOILEからOUIBUSでもアクセス可能です。
5)南フランスでの交通手段
パリから南フランスまではTGVもしくはバスで移動できます。列車の場合はGARE DE LYONから(4-5時間)。 よりお手頃なバス利用の場合は(7-8時間)。 マルセイユ、アヴィニョン、ニース、エクス=アン=プロヴァンスではパリ市内ほどバスの本数がないので、多くの旅行客はレンタカーを借りて観光を楽しんでいます。運転ができない場合はバス時刻表を事前にチェックしておと安心です。バスは一般的に30分から1時間間隔で運行されています。
マルセイユ・プロヴァンス空港から市内へのアクセス
シャトルバス : 空港からSAINT CHARLESまでのシャトルバスは20分間隔で運行しています。チケット購入後、2番乗り場から乗車できます。 料金は、大人8.3€、ユース(12-25歳)5.8€、子ども4.15€です。所要時間は約40分。
* エクス=アン=プロヴァンスまでの直行バスも空港から出ています。
学生の場合は、国際学生証を事前に準備することをおすすめします。様々な公共施設の入場券を購入する際には必ず国際学生証を先に提示し、学生割引があるかどうか確認しましょう。また、EU圏内の大学に在籍する学生で、26歳以下の方は多くの場所で無料で入場することができます。
フランスは世界中の人々を魅了する観光大国であるだけに、夏休み期間中などのハイシーズンはとても多くの観光客が訪れます。観光地で長蛇の列を避けるためにも、旅程が決まったら事前にチケットを予約し印刷して持参するのがおすすめ。
パリミュージアムパスはルーブル美術館、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿、凱旋門などを含む60の人気観光地へ入場できるフリーパスです。利用期限内であればいくつでもリストに載っている施設に入場・再入場可能で、チケット売り場で並ばずに済むのでたくさんの美術館や観光地をまわるなら便利です。このパスを利用する際はきちんと自分の名前と日付が記載してあるか確認しましょう。
フランスでは、ユーロを使用するので、ヨーロッパ旅行を準備する旅行者にとっては便利。また、フランスではカードでの支払いが普及しており、カードのみの支払いしか受け入れられないレストランなどもあるので、クレジットカードを用意するのがおすすめです。
1) LAULHEREのベレー帽 : フランス人の象徴的なイメージ、ベレー帽。LAULHEREというブランドのベレー帽はフリーサイズで、記事を手でのばすことでサイズを調整できます。本場フランスで見つけるお気に入りベレーで写真を撮れば、きっと忘れられない思い出となるでしょう。
2) SAINT JAMESのボーダーカットソー : ボーダーカットソーもまたフランス人のイメージを作り上げるものの一つです。性別や年齢に関係なく誰にでも似合う、パリジャンのお気に入りアイテムです。
3) GIENのプレート : フランスの有名老舗テーブルウェアブランド、ジアン。 約200年前の1821、ジアンは初のフランスラグジュアリー陶器ブランドとして誕生しました。持ち運びしやすいミニプレートは旅行後も毎日の食卓を贅沢に彩ってくれること間違いなしです。
4) 石鹸 : 特にサヴォン・ド・マルセイユと呼ばれるフランスの伝統的な自然由来成分でできた石鹸が人気です。
5) 星の王子さまグッズ : 小説「星の王子様」のキャラクターのお土産品がとても種類豊富です。ペンケース、ポーチ、マグカップ、ペン、バッグ、ベビー服、スノードームなど可愛い品々があります。
6) フレンチコスメ : フランスにはAvene, Bioderma, Uriage, Nuxe, Eucerin, Darphinなど有名ブランドが多数あります。これらの人気化粧品はすべてパリ、エクス=アン=プロヴァンス、カンヌにあるファーマシーモンジュでお得に購入できます。(O'bon Parisクーポンが利用できます)
7) MARIAGE FRERES : 種類豊富な紅茶やティーアイテムが購入できます。
8) KUSUMI Tea : 世界的に有名な紅茶ブランド。お土産にもピッタリなカラフルで可愛らしいパッケージが人気です。また、ティーカップやティースプーンなどお茶の時間を楽しくしてくれるアイテムも用意されています。
9) FAUCHON : 美しくておいしいお菓子の数々: マドレーヌ、クッキー、ガレット、デザート、紅茶やワインなどがあります。
10) REPETTO : 履きやすさで有名な女性用フラットシューズが人気。バレエシューズブランドとして始まり、その動きやすさや女性らしさは現在では様々な女性用シューズやバッグにも活かされています。
11) 南仏のラベンダー商品 : スキンケアやボディケア商品、片頭痛に聞くラベンダーオイルスティック、ラベンダーソープ、ラベンダーキャンドルなど種類豊富です。
12) フランス産ワイン : フランスはワイン栽培に適した環境にあり、イタリアと共に有名ワイン生産国の一つです。
13) エクス=アン=プロヴァンス産の食品 : 様々な種類のオリーブオイル(トリュフオリーブオイルなど)、ジャム(ラズベリー、チョコレート、マロン)、食前酒のAPERITIF, 黒トリュフ入りカマルグ塩。
フランスでは175€以上お買い物をすると免税を受けることができますが、フランス政府の管轄のため手続きは比較的厳しいです。
免税を受けるには、16歳以上で、ヨーロッパに半年以上滞在していないことが条件です。また、手続きの際に購入した商品の提示が求められます。
まず、お買い物をした店舗にて免税用の書類をもらいます。免税には2通りの方法があり、1つ目は空港で現金にて払い戻しを受ける方法、2つ目はクレジットカードにてその月の平均レートで払い戻しを受ける方法です。
もし、フランスがその旅の最終目的地であれば、購入品を見せられなくなるトラブルを避けるために、空港で手荷物を預ける前に免税手続きを行いましょう。空港に着いたら、税関オフィスに出向きお買い物時の各レシートにスタンプを押してもらいます。次に、スタンプを押してもらった書類を持って、免税払い戻しカウンター(REMBOURSEMENT DETAXE VAT REFUND)にて直接払い戻しをうけます。
クレジットカードと小切手の場合は、シャルルドゴール空港でPABLOと呼ばれる青い機械を通すだけで手続きできます。免税書類に記載されているバーコードをかざすと免税が認可され、あとはそれらを投函箱に入れるだけです。カウンターなどに立ち寄り税関のスタンプなどを受ける必要がないので簡単です。
状況によっては免税カウンターに長蛇の列ができていることもあるので、出発時刻の3-4前には空港に着いて手続きを始めるのがおすすめ。
フランスではチップを払う文化はあまりなく、その代わりレシートを確認すると既にサービス料が値段に含まれています。しかし、現地の人々はサービスがとてもよかった時などにはお釣りを残していくこともあります。会計は他のヨーロッパの国々と同じように客席で行います。
旅行客の増加に伴いスリ被害の件数も増加しているので、旅行中やスマートフォンやカメラなどの持ち物の管理には十分に気を付けましょう。メトロ駅構内や車内、込み合った場所、レストランのテラスなどでは特に被害が多発しています。また、夜のモンマルトル、パリ東駅、パリ北駅は危険なので避けた方が安全です。
エレベーターやエスカレーターが無い、もしくは機能していないメトロの駅が多くあるので、大きな荷物がある際はバス利用が便利です。
イギリスと同じく、フランスでは公衆トイレは有料で、そのほとんどが綺麗とは言えない状況です。旅行中はレストランや美術館を利用した際に済ませておくことをおすすめします。マクドナルドやスターバックスコーヒーなど」のチェーン店を利用する際には、トイレに入るときの鍵をロックするパスコードが書かれている場合もあるので、チェックしましょう。
使えるフランス語フレーズ
こんにちは : Bonjour
ありがとう : Merci
すみません、ごめんなさい : Pardon, Je suis désolé.
はい / いいえ : Oui / Non
良い / とても良い : Bien / Très bien
一番人気の料理はどれですか? : Quel est le plat le plus commandé dans ce restaurant?
お会計お願いします : L'addition, s'il vous plaît.