Galerie Templon
住所 : 30 Rue Beaubourg, 75003 Paris
アクセス : メトロ11番線 Rambuteau駅
営業時間 : 月 - 土曜日 10: 00-19: 00 / 日曜休
入場料 : 無料
フランスで最も影響力のある現代アートのギャラリストのうちの1人と言われるダニエル・トンプロンの運営するギャラリー。1966年に21歳という若さでギャラリーを開いたダニエル・トンプロンは、その当時から前衛的な現代アートを生み出すアーティストたちを見出し、支え続けてきました。過去にはアンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンシュタインやジャン ⁼ ミシェル・バスキアのような名高いアーティストたちの作品もここで展示されてきたそうです。
ギャラリーはポンピドゥーセンターから徒歩1分近程度。入り口は普通のアパルトマンのようになっており、少々わかりづらいかもしれません。チャイムを押すと自動的にドアの鍵が開くので、ドアを押して入りましょう。
ドアを開けると中庭に通じる通路があります。この道を進んでギャラリーへと向かいます。
私たちが訪れた際には、カラフルでキッチュな肖像画で有名なカップルのアーティスト、ピエール&ジルの展示会の真っ最中でした。写真家のピエールと画家のジルの生み出す作品からはポップアートへの愛と情熱を感じることができます。
展示期間:2018年1月13日 - 3月10日
同性カップルの彼らの作品の中には、ゲイ・カルチャーからインスピレーションを得た作品も多くあります。
色鮮やかでファンシーな写真に、さらに多様な装飾を施した肖像画たち。
ピエール&ジルは現在韓国映画に興味があるそうで、日本でも人気のあるBIG BANGのTOPの肖像画がありました。
パーティーやテーマパークのような遊び心たっぷりできらきらとした色使い。
それぞれの肖像を飾る額にも様々な工夫が凝らされていて、作品の一部となっているので、一つ一つ見比べてみてください。ピエール&ジルのポップな世界観を存分に体験できる展示会でした。
ギャラリーは二つの建物に分かれていますので、ぜひ両方の展示会場をまわってくださいね。また、お帰りの際は、一番最初に入ってきたドアの前に、写真の「PORTE」(ドアの意)と書かれているボタンがありますので、それを押して鍵を開けてからドアを開けてください。