JARDIN D'ACCLIMATATION
カテゴリー : パリの遊園地
住所 : Rue du Bois de Boulogne 75116 Paris
アクセス : Les Sablons駅(メトロ1番線)
営業時間 : 月-金曜 10:00 - 19:00、土日、祝日及びバカンス期間 10:00 - 20:00 (アトラクションへの最終入場は閉園30分前)
チケット : 入場のみのチケット 5€ / 入場+乗り物券3枚 11€ / 入場+アトラクション乗り放題 29€
*乗り物券は個別に買うと1枚2.9€
公式HP : www.jardindacclimatation.fr
ブーローニュの森の北部に位置するアクリマタシオン公園(Jardin d'Acclimatation)。1860年にナポレオン三世によって開かれた歴史ある公園です。花と緑が多い美しい公園で、アトラクションだけでなく、子供たちのためのワークショップを行ったり、動物とのふれあいの場があったりと、教育的な面も持ち合わせており、小さな子供を持つ家族が週末を過ごすのにはうってつけの場所。
実は、昨年から大規模な改装工事が行われていたアクリマタシオン公園。9か月を得て2018年6月2日にリニューアルオープンしました。庭園の整備や新しいアトラクションの導入等によってますます魅力的になった公園は、連日たくさんの子供たちでにぎわっています。
公園内には、全部で23のアトラクションが用意されていおり、その他にも、乗馬体験やアスレチック、動物とのふれあいができるコーナーなど、子供たちが楽しみながら学べる環境が整っています。
ちなみにこちらはフランスの遊園地でよく見かける回転ぶらんこ。フランス語で「LES CHAISES VOLANTES(飛ぶ椅子)」という名前です。空中をぐるぐると飛び回るので、ちょっと勇気が必要かも?
実はこちらの公園、ラグジュアリーブランドグループのLVMHが管理しています。今回の改修工事においては、公園の起源である19世紀を感じられるような雰囲気を作るため、産業革命や世界万博、ジュール・ヴェルヌの小説などからインスピレーションを得たのだそう。こちらのアトラクション、LES BATEAUX VOLANTS(飛行船)にもスチームパンク調の装飾が施されているのがわかりますね。
「18ヘクタールの自然」を謳っているいるだけあって、公園の中は緑がいっぱい。多様な種類の植物と青々とした芝生は、あなたの散歩の時間を素敵なものにしてくれます。鴨や孔雀が自由に歩き回っているのに遭遇できるのもまた楽しい。
親子一緒にはしゃげるアトラクション、LES SPEED ROCKETS。フランスの遊園地で親子の楽しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか?
公園の中に突如現れるアジア!こちらはソウル庭園(Jardin de Séoul)で、2002年にパリとソウルの姉妹都市提携10周年を祝うためにつくられたのだそう。
松や柳の木など、親近感のある風景がなんだか心をほっと落ち着かせてくれます。穏やかな時間が流れる場所。
なお、公園のすぐ隣にはルイ・ヴィトンの美術館、Fondation Louis Vuittonがあります。こちらの美術館の入場券には、アクリマタシオン公園への入場も含まれているので、美術館とセットで公園を訪れるのもおすすめです。
ルイ・ヴィトン財団美術館 公式HP : http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja.html
文、写真 : Soonmin Hong
訳 : Rei Nishiyama