LE MONT SAINT MICHEL
カテゴリー:フレンチハイカジュアルブランド
住所:96 Rue Vieille du Temple, 75003 Paris
アクセス:メトロ8番線Saint Sébastien Froissart、メトロ1番線Saint Paul
営業時間:月‐土曜日 11:00‐19:00 / 日曜日 12:00-19:00
ピカソ美術館からほど近く、高感度なギャラリーやコンセプトストアがひしめく北マレに佇む一軒のブティック。有名な修道院の名前を冠したブランド、LE MONT SAINT MICHEL(ル・モンサンミッシェル)は、古い歴史とノウハウを大切にしながら常に進化し続けるフレンチブランドです。
ブティックは、パリジャンに人気のブランドショップが建ち並ぶRue Vieille du Temple(ヴィエイユ・デュ・タンプル通り)に位置しています。ちなみに、向かいにはブルターニュ名物のガレットで有名なBRETZ Caféがあるので、ショッピングの前の腹ごしらえもばっちり。
1913年、創業者の故郷ブルターニュで労働者のためのワークウエア専門ブランドとして生まれたル・モンサンミッシェル。1998年に創業者一族の一人である Alexandre Milan がブランドデザイナーに就任すると、彼はブランドに都会的でモダンな感覚を取り入れて、これまでのスタイルを生まれ変わらせました。それ以来、ル・モンサンミッシェルは上質なフレンチカジュアルを提案するブランドとして知られ、多くの人の支持を得ています。
シンプルでおしゃれな店内。BGMも心地よく、落ち着いてゆっくりとお買い物ができます。店員さんも皆フレンドリーなので、気兼ねなくサイズやコーディネートの相談ができますよ。
今ではおしゃれなブランドとして認識されていますが、創業当初の精神は今も変わらず、着心地がよく機能的であるというワークウエアの特徴はブランドの主要コンセプトであり続けています。また、漁業従事者の多いブルターニュ地方のブランドということもあり、ボーダーのトップスのバリエーションも豊富。そのため、カジュアルなワークルックやマリンルックなどがブランドの得意とするスタイルです。
WORK JACKET
ブランドを代表する商品、ワークジャケット。ワークウエア専門として誕生したブランドのルーツをしっかり守っていこうという意志が感じられる一着です。メンズ、レディースともに豊富なカラーバリエーションを展開しています。着た時のラインがとても綺麗。
KNITWEAR
ワークジャケットと共に、ル・モンサンミッシェルの看板商品であるニットウエア。デザイナーは、メリヤス工場の創設者である曾祖母の影響もあり、早くからニット産業に興味を持ち、両親の元でニッティングの技術を学んだそう。コレクション毎に様々なニットウエアを発表しています。着心地の良いニットは一度着たら手放せなくなってしまいそうです。
もちろん、看板商品以外にも、シャツ、ワンピース、パンツ…と様々な商品を展開しているので、ル・モンサンミッシェルの洋服でトータルコーディネートをすることも可能です。
ちなみに、日本でもEDIFICEやSteven Alanなどのセレクトショップで一部の商品は購入可能ですが、すべてのコレクションが揃うのは今のところ現地のブティックだけ、とのこと。
O'bon Parisのパートナーであるル・モンサンミッシェル。クーポンをお持ちいただくと、100ユーロ以上お買い上げのお客様に限り、写真のようなトートバッグがプレゼントされます。トートバッグは何種類かあり、その中から選択が可能。デザインが可愛いのはもちろんですが、大きめのサイズで生地がしっかりしているので実用性も抜群です。
さらに、200ユーロ以上お買い上げのお客様にはこちらのカードケースをプレゼント。こちらもO'bon Parisのクーポンをお忘れなく。皮製品なので、使うほどに味が出て風合いが良くなります。
なんでもすぐに消費され、使い捨てられてしまう現代で、デザイン・品質の両方において、ブランドのもともとのコンセプトである“Inusable(すり減らない、もちの良い)”にこだわった服作りを続けるル・モンサンミシェル。長く着られるお気に入りの一着がきっと見つかるはずです。マレ地区でお買い物の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
文:Rei Nishiyama
写真:Jaeun Han