200年もの間、マルタにはマルタ騎士団がおり、マルタの首都はこの騎士達によって建てられました。独特の形の十字架はマルタ騎士団のシンボルです。このマルタ騎士団のフィギュアはマルタではどのお土産屋さんでも見つけることができるほど定番のお土産品です。サイズが種類豊富で、大きさによって値段も変わってきます。
Luzzeはマルタの伝統的なボートで、黄色、赤、緑、青などカラフルで色鮮やかなペイントが特徴的です。船の先端には2つの目が描かれています。このフィギュアはマルタのどのお土産屋さんでも見つけることができ、カラフルな色合いはお家のインテリアとしてもお洒落です。
オシリスの目は、一般的に上記のマルタの伝統的な船、Luzzeに付けられています。この目は悪魔から守ってくれる魔除けの役割があるとして信じられています。お土産ショップではカラフルで綺麗でありながらも、その土地の文化が詰まったこのお土産を見つけることができます。
マルタの十字架は国のシンボルとされており、4つのVの字の矢印が中央を向けられたようなデザインです。この十字架をあしらったマグネットや文房具、アクセサリーなど様々な商品を見つけることができます。このマルタ十字のお土産を持って帰ると、旅行後も歴史深いマルタでの思い出をいつでも思い出せそうです。
マルタの街を散策していると、ライオンやイルカ、魚、マルタ十字のように様々な種類のユニークなドアノブが目に入ってきます。赤やオリーブ色の美しいドアに付けられた真鍮のドアノブは、それだけでもフォトジェニック。ドアノブのお土産品は、アンティークショップやお土産屋さんでてにはいります。値段は50€から600-700€ほど。重いものもあるので購入時には注意が必要です。
イムディーナグラスはマルタの伝統的でカラフルな色合いが特徴的なガラス細工で、伝統的な吹きガラス製法で一つ一つ手作りされています。様々な商品が作られており、美しい色やデザインからインテリアにぴったりです。キャンドルホルダー、花瓶、グラス、皿、小さな動物のフィギュアなどはおみやげに人気の品です。商品一つ一つが手作りなので、同じものは一つもないオリジナル感も人気の秘訣です。
古代ギリシャやローマが発祥元のレース細工ですが、現在ではマルタの名物となっています。すべて職人の手によって手作りされており、アクセサリーや飾りものとして使われています。マルタのレース細工はシルバーとゴールドの糸で繊細で作られており、光が当たるとキラッと煌めきます。イヤリング、ネックレス、ブレスレットなどは、自分用にもプレゼントにも最適。
「Golden limestone」や「Globigerina」とはマルタ原産の石灰岩で、マルタでは昔、家を建てるときなどに使われていました。今でも石灰岩による建築は街中に残っています。現在ではお土産屋さんで石灰岩を使用したインテリアグッズが販売されています。キャンドルホルダーやアクセサリー置きなどがおすすめ。
マルタでは2000年前からオリーブオイルが作られているそう。マルタはオリーブの栽培に適した完璧な気候ゆえ、オリーブオイルの生産地として有名になりました。マルタには種類豊富なオリーブオイルがあり、スーパーマーケットでは一般的なものからエキストラヴァージンオリーブオイルまで簡単に見つけることができます。
棘のたくさん生えたサボテンは日本では主に観賞用としてのみ親しまれていますが、マルタではそれをリキュールにして食前、食後に甘いドリンクとして楽しまれています。サボテンのリキュールはマルタのスーパーマーケットでゲットすることができ、最も伝統的なのは「Bajtra」というフレーバーです。サボテンの他にもマルタ原産のはちみつやハーブを使ったものも人気です。「Zeppi's」というのが最も人気のブランドで、様々なサイズから選べます。
こちらはチーズ風味のカリッとしたスナック。40年以上も前に誕生し、今でも地元の人々に愛され続けています。自分用とお土産用にまとめ買いしたいほど癖になってしまう味わい。
マルタで特にお祭りシーズンに食べられている最も人気のスイーツ。ヌガーは街中ではストリートやスーパーなどどこででも見つけることができます。ナッツの入った滑らかで甘いこのお菓子は、現地ではおやつの時間にスライスして食べられています。一番人気はオリジナルフレーバーですが、その他にもバニラ、チョコレート、ストロベリーなどがあります。
著者 Yuka
撮影 Aphinya Kasemsukphaisan