MENTON : マントン、フランスの真珠

MENTON
南仏はコート・ダジュール、イタリアとの国境近くに位置する街、マントン。 エメラルド色の地中海に面した海岸や山々の織り成す美しい景観を持っており、「フランスの真珠」とも例えられています。

 

ニースからマントンへの行き方

電車であれば、ニース駅からTERで約40分程度。チケットは5€前後で、SNCFサイトから予約可能です。ニースは交通の便が良く、マントンを含めて周りに魅力的な街がたくさんあので、南仏に旅行の際はニースを拠点に近郊エリアを回るのがおすすめです。

バスであれば、ニース市内の複数箇所を通る100番線バスで1時間強ほど。時間はかかりますが、こちらの方が1.5€と値段はお得。チケットは車内で買うこともできますが(現金購入のみ)、ニース市内に二つある、バスの運行会社であるLigne d'Azurの店舗で買うこともできます(店舗住所はこちらで確認)。時刻表はLigne d’Azurのサイトから。

 

MUSEE  JEAN COCTEAU ジャン・コクトー美術館

ここマントンは、詩に小説、劇に絵画と多彩な才能を持っていたフランスの芸術家、ジャン・コクトーが愛した地として知られており、美術品のコレクターであるセヴラン・ワンダーマンがコクトーの死後、彼の縁の地であったマントンに作品を寄贈して美術館となったのだそうです。

住所:2, quai de Monléon 06500 Menton

営業時間:月‐日曜 10:00-18:00 (火曜休)

入場料:常設展 一般 5€

 

規模は大きくありませんが、タピスリーや陶芸品、絵画にモザイク作品と、コクトーの世界観にひたることのできる魅力的な場所です。

 

すぐ隣ということもあってか、オレンジや黄色を基調とした街並みはちょっとイタリアを彷彿とさせます。

 

上に見えるのはマントンのランドマークでもあるサン・ミッシェル教会。海岸から教会へと上るつづら折りの階段には、モザイクがあしらわれています。

 

 階段を上っていくと、建物の隙間からは南仏のエメラルド色の海が。

 

BASILIQUE SAINT-MICHEL サン・ミッシェル教会

17世紀に建設されたサン・ミッシェル教会。中に入るとゴシック様式の重厚で圧倒的な装飾をみることができます。

住所 : 22 Rue Saint-Michel 06500 Menton

 

教会の正面にある小さな広場からは、写真のような景色を見ることができます。

 

 ノスタルジックな雰囲気の入り組んだ狭い道。散策も楽しい街です。

 

CIMETIERE DU VIEUX CHATEAU ヴュー・シャトー墓地

丘の端にある墓地。壮大な景色を見ることができますが、墓地なのでマナーを守って見学しましょう。

住所 : Montée du Souvenir 06500 Menton

 

こちらが墓地から見える景色。遠くまで海岸線が見渡せます。

 

JARDINS BIOVES ビオヴェス公園

町の中心部に位置する公園。毎年2月に行われるかの有名なレモン祭りの際には、ここに柑橘類でできた大きな作品が展示され、公園中が黄色とオレンジの鮮やかな色で彩られます。鉄道駅と市庁舎からすぐ。

 

VILLEFRANCHE-SUR-MER ヴィルフランシュ・シュル・メール

こちらはニースへ帰る列車から眺めたヴィルフランシュ・シュル・メールの海。美しいコートダジュールの海がずっと広がっており、夏はこのあたり一帯が海水浴客でにぎわいます。