Nice - Museum Marc Chagall

MUSEE MARC-CHAGALL

カテゴリー:美術館

住所:36 AvenueDrMénard、06000 Nice

営業時間:月曜〜日曜10:00〜17:00火曜休憩

チケット:大人10ユーロ、26歳以下の学生無料

 

マルクシャガール美術館は、ニースの小高い丘の上にあります。 ニースの駅からほど近く、徒歩でアクセスできます。

 

国立マルク・シャガール美術館は、自身が描いた旧約聖書の創世記をテーマにした絵画シリーズ17作を寄贈したことにより1973年に誕生しました。

 

美術館の設計は建築家アンドレ・ハーマン。

 

さすが地中海の街だけあり、パリでは見かけない南国の植物が庭に植えられています。

 

美術館の見学には1時間ほど。ゆっくり鑑賞できる小さな展示ホールがいくつかあります。 駆け足で見るなら30分ほどでも回れます。

 

Mark Chagall(1887-1985)はベラルーシで生まれ、それからフランスに移住しました。 彼のユダヤ人としての習慣は、深い想像力の源泉でした。 マルク・シャガールは印象派、キュービズム、抽象表現主義など、あらゆるジャンルの作家が描いてこなかった画風を持った現代絵画の歴史の中でも重要な作家です。

 

Le Cirque bleu, 1950

Marc Chagallは1950年に作品を描いている間、コート・ダジュールのいくつかの街に住んでいました。 青はアーティストの心に強い影響を与えました。  この青は作家が自由と平和を願っていると言う人もいます。

 

Le Cantique des Cantiques II、1957

 1939年の第二次世界大戦後、シャガールの家族はパリを離れて米国を離れることを余儀なくされました。 さらに1944年、シャガールは病気のために妻ベラを失い、深い絶望に陥りました。1952年に彼はヴァヴァと出会い、彼女と結婚しました。 ヴァヴァのイメージは、美しい赤いキャンバスに現れ、この作品に反映されています。 彼はヴァヴァについて多くの絵を残しました。

 

私の妻ヴァヴァへ

私の喜び、私の歓喜

マルク・シャガール

 

Le Paradis, 1961

この作品は、人間の創始者であるアダム(右)とイヴ(左)の誕生を示しています。 庭は地球上の楽園を象徴しています。

 

Moïse devant le buisson ardent 1960-1966

 

この絵画のテーマはモーセの話を伝える第3章の聖書のものです。 モーゼが燃える灌木を広う場面が描かれています。青い背景には、モーセ、神、天使の3人の登場人物がいます。 神秘的な海のような青は、ミステリアスな印象を絵に与えています。 それとは対照に神の顔はとても明るい黄色で塗られています。 これは神の威厳を示しています。 

 

Les Arlequins 1922-1944

 

La traversée de la mer Rouge, 1955

 

Exodus 1952-1966

イエスの脱出のテーマは、苦しみから逃れたユダヤ人の希望を象徴しています。 モーセは約束した地に人を導く十戒を与えました。 明るい黄色で描かれたイエスは十字架につけられて迫害されています。

 

Les Amoureux en vert, 1917

 

Le Prophète Elie 1971

 

シャガール美術館には17の聖書の作品に加えて、450以上の作品があります。 彼のステンドグラスとモザイクも展示されています。