OMUSUBI GONBEI
住所 : 27 rue des Petits Champs 75001 Paris
アクセス : メトロPalais Royal Musée du Louvre駅(1,7番線)、Pyramides駅(7,14番線)、Bourse駅(3番線)
営業時間 : 毎日11h-21h
価格 : おむすび1つ2€前後、メニュー 8.5−11€
オペラ座とルーヴル美術館の間、そしてパレ・ロワイヤルのすぐ隣。2017年、この素晴らしいロケーションにあるRue des Petits Champsの一角に、日本人のソウルフードであるおむすびが食べられるお店がオープンしました。
ご存知の方も多いであろう、おむすび権米衛。日本では東京を中心に、関東圏でよく見かけますよね。海外ではアメリカの2店舗につづき、パリが3店舗目となるそうです。
白と茶色のシンプルで清潔な雰囲気の店内。少しですが座って食べられるスペースもあります。ショーケースにはいろんな種類のおむすびが並んでいて、どれにしようか迷ってしまいそう。
おむすび権米衛のこだわりは、なんといってもお米。お客様においしいお米を味わってもらうため、環境保全型農業を行っている日本の契約農家さんから玄米を仕入れ、なんとレストランで精米を行っているそう。精米したてのお米なんて、日本でもなかなか食べられないものですよね。さらに輸送にも工夫がなされていて、お米の品質を保つために冷蔵コンテナで運んでいるという徹底ぶり。おむすび権米衛のお米に対する真摯な思いが見えます。
一番人気のおむすびは、写真左上の紅鮭。品質の良さを政府によって認められた証、ラベルルージュが与えられた鮭を使用しています。シンプルで、素材のおいしさが良く味わえるので、お店一番のおすすめでもあるそう。
手前のしそとたくあんは、なんとパリ限定のメニュー。パリの街をイメージして彩りの良い組み合わせを考案したのだそう。このほかにもパリ限定メニューとして、トマトとオリーブ、じゃこと枝豆のおむすびがあります。
単品での注文以外にはメニューがあり、日替わりおむすび2つ+からあげ+デザートが8.5−11€。
また、からあげ+お味噌汁などのサイドメニューだけのセットもあるので、好きなおむすびにプラスすることも可能です。
旅行中にフランス料理の外食続きで胃が疲れてしまったら、長いフランス滞在で日本の味が恋しくなったら、おむすび権米衛へ行ってみてくださいね。
パレ・ロワイヤル公園のすぐ近くなので、晴れた日はパリジャンに混ざって公園でピクニックしながら食べるのがおすすめですよ。
パレ・ロワイヤル公園についてもっと知りたい方はこちらの記事から
文 : Rei Nishiyama
写真 : Vincent Sacau