パリの穴場美術館トップ10!!

パリには数えきれないほどの美術館があります。ルーヴル美術館やオルセー美術館、ポンピドゥーセンターなどは有名ですが、それ以外にも行くべき美術館がたくさんありますので今日は10にまとめてお届けします。スケジュールがタイトすぎないときや、パリを訪れるのは二回目以降などの方は是非新しい美術館にも行ってみてくださいね。

 

1. ロマン主義博物館 (MUSEE DE LA VIE ROMANTIQUE)

このパリにあるロマン主義博物館は、モンマルトルから少し離れたところにひっそりと存在する博物館。何もなさそうなところに、カフェがあるなと思って入ると、もうそこは異世界。オランダの画家Ary Schefferによって元々は所有されていたところで、ここは彼のアトリエでもありました。当時の絵画や所有品、家具などから当時の優美な生活を伺い知ることができます。


住所 : 16 Rue Chaptal, 75009 Paris

アクセス : Metro line 12 Saint-Georges / Metro line 2, 12 Pigalle / Metro line 2 Blanche

開館時間 : 火~日 10:00-18:00 / カフェは17:30まで

価格帯 : 常設展 5ユーロ、18-25歳のEU市民は半額、 18歳以下は無料

Website : http://www.vie-romantique.paris.fr/fr/le-mus%C3%A9e-de-la-vie-romantique 

 

2. ダリ美術館 (DALÍ  PARIS)

パリ18区の美しいサクレクールのある界隈にひっそりと佇むダリ美術館。2018年4月13日にリオープンし、スペインのシュールレアリストのサルヴァドール・ダリに特化した美術館としてオープンしました。ダリの作品や、彼の哲学をより深く理解できる場所です。ダリは自らを天才だと称し、作品を作るだけでなく、様々な奇行を繰り返していました。

 

住所 : 11 Rue Poulbot, 75018 Paris

アクセス : Metro line 12 Abbesses station

開館時間 : Everyday 10: 00am-6: 30pm

価格帯 : 通常料金 12ユーロ、学生 9ユーロ、 音声ガイド 3ユーロ (英仏含む8言語に対応)

Website : http://www.daliparis.com/ 

 

3. フランス国立中央文書館 (MUSEE DES ARCHIVES NATIONALES)

フランス国立中央文書館はフランス史の学びを深めるのにとっておきの場所です。パリ3区に位置するこの文書館は元々、スービーズ・ホテルであり、その綺麗なロココ様式の建物と、あまり知られてはいませんが美しい庭園が素敵な場所です。たくさんの椅子が並べられているので休憩も簡単に取ることができますよ。


住所 : 87 Rue Vieille du Temple, 75003 Paris

アクセス : Metro line 11 Rambuteau, line 1 Hôtel de Ville, line 3 Arts et Métiers.

開館時間 : daily 8:00-19:00 / weekends 9:00-19:00

価格帯 : 

- 企画展 (美術館の一階にて開催されるもの) 通常料金 8ユーロ, 割引料金 5ユーロ
- 通常の入館 : 通常料金 5ユーロ, 割引料金 : 3ユーロ. 毎月一週目の日曜は無料

Website : http://www.archives-nationales.culture.gouv.fr/ 

 

4. 縁日博物館 (MUSÉE DES ARTS FORAINS)

パリ12区に位置するベルシー(Bercy)街の辺りは、映画遺産の保存、修復、配給を目的とした私立文化施設のシネマテーク・フランセーズや、国立図書館など、あまり観光客には知られていない文化的な街です。映画『ミッドナイト・イン・パリ』の撮影もここで行われました。この辺りの建造物は、熱心なコレクターだったジャン=ポール・ファヴァンによって建てられたもの。彼は誰もが喜び、幸せを感じられるようにと、19世紀の終わりから20世紀初めの時代の縁日の雰囲気を再現しようとこの空間を作りました。この縁日博物館へ行くにはオンラインで予約しなければなりません。また、ガイドはありますがフランス語のみです。夏の休暇期間など訪問者が増えるタイミングでは英語でのガイドも用意されています。Facebook(www.facebook.com/PavillonsdeBercy/ ) かemail ([email protected] )にて問い合わせてください。

 

住所 : 53 Avenue des terroirs de France 75012 Paris

アクセス : Cour St-Émilion station on line 14

時間 : 1 hour and 30 minutes (11, 14, 30 minutes each in the summer peak season)

価格帯 : Adults 16 €, children 4-11 years 8 € (you have to reserve before you visit)

予約サイト : Http://www.arts-forains.co/index_anglais.php?pages_anglais=visites_guidees_VA 

 

5. ジャックマール=アンドレ美術館 (MUSEE JACQUEMART-ANDRE)

この美術館は造園家のエドゥアール・アンドレとその妻ネリー・ジャックマールによって所有されていたもの。19世紀の金持ちな銀行家だったエドゥアール・アンドレは、たくさんのアート作品や宝石を集めていました。この美術館の中はヴェルサイユ宮殿のように豪華で、たくさんの装飾が施されています。軽い食事をすることのできるカフェもあるので、日曜日のブランチにでもいいかもしれません。


住所 : 158 Boulevard Haussmann, 75008 Paris

アクセス : Metro line 9, 13 Miromesnil / Metro line 9 Saint-Philippe-du-Roule  

営業時間 : 毎日 10:00-18:00

カフェの営業時間 : 平日 11:45-17:30(月曜日は 18:30まで) / 週末 11:00-17:30 / 日曜日のブランチは14:30まで

入館料 : 通常料金 16ユーロ、 シニア料金15ユーロ (65歳以上)、割引料金13ユーロ (学生、失業者, Pass Education所有者). ユース料金 9,5ユーロ (7-25 歳)、7歳以下の子供は無料

Website : https://www.musee-jacquemart-andre.com/ 

 

6. パリ装飾美術館 (MUSÉE DES ARTS DÉCORATIFS)

ルーヴル美術館の左手に位置し美術館を回るのにはアクセスの良い場所にあります。世界の装飾美術館の中でもかなり評価されている美術館ですが、ルーヴル美術館が有名すぎるせいか、旅行客にはあまり知られていません。56万点もの装飾やファッションに関わるコレクションを所有しており、中には中世当時の広告やグラフィックの展示などもあります。特別展には面白いものがたくさんあり、世界的にも有名な、18世紀から21世紀の壁装飾の特別展や、2016年に開催されたバービー人形の展示会などがありました。

 

住所 : 107 Rue de Rivoli, 75001 Paris

アクセス : メトロ 1, 7番線 パレ・ロワイヤル・ミュゼ・ドゥ・ルーヴル (Palais-Royal Musées du Louvre)駅下車 

開館時間 : Tuesday - Sunday 11: 00-18: 00 / close on Monday

入館料 : 11ユーロ(25歳以上)、 8.5 ユーロ (18-25歳)

Website : http://madparis.fr/ 

 

7. フラゴナール香水博物館 (MUSEE DU PARFUM FRAGONARD)

パリの中心部に位置し、オペラ・ガルニエから歩いて数分のフラゴナール香水博物館。入場は無料で、ツアーガイドがついて香水製作の歴史や工程などを学んだあと、様々な香水を試してみることができます。パフュームだけでなくキャンドルやフレグランス、トイレスプレーやコスメなどもありますよ。

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住所 : 3-5 Square de l'Opéra Louis Jouvet, 75009 Paris

アクセス : メトロ 3, 7, 8番線 オペラ(Opéra)駅下車

Opening hours : 平日 9:00-18:00

Price : 無料

 

8. ジュ・ド・ポーム国立美術館 (GALERIE NATIONALE DU JEU DE PAUME) 

この美術館はモダン、ポストモダンの写真とメディアに特化した美術館です。チュイルリー庭園の端に位置し、コンコルド広場のすぐそばにあります。この施設は1861年に建設され、テニスと似たスポーツのjeu de paumeというインドアスポーツを貴族が楽しむために使われていました。第二次世界大戦のナチスによる占領期にはナチス軍によってこの場所も占領され、彼らの奪い取った美術作品のコレクションホールとして使われていました。

現在は印象的なクラシックの絵画コレクションが多く、常設展はしていません。テーマごとに展覧会の料金も異なるので気になる展覧会があればちぇっくしてから行ってくださいね。会場の広さからして1-2時間ほど回るのにかかります。

住所 : 1 Place de la Concorde, 75008 Paris

アクセス : メトロ1番線 コンコルド (Concorde) 駅下車

開館時間 :  火~日 11:00 - 19:00 / 月曜日は閉館日

チケット : 通常料金 10ユーロ、 割引料金 7,50 ユーロ

Website : http://www.jeudepaume.org/ 

 

9. ケ・ブランリ美術館 (MUSEE DU QUAI BRANLY - JACQUES CHIRAC)

ケ・ブランリ美術館はアフリカやアジア、オセアニア、アメリカの先住民族のアートに特化した美術館です。45万点のコレクションを持ち、その中で3500点は常時展示されています。25000平米のうち7500平米は庭園のために元々使われていましたが、世界で活躍する建築家のJean Nouvelが17500平米へと広げました。そしてこの庭園は環境デザイナーのGilles Clémentによってデザインされています。

 

住所 :  37 Quai Branly, 75007 Paris

アクセス : メトロ 9番線 アルマ・マルソー(Alma-Marceau)駅下車

開館時間 : 火水日 11時-19時 / 木金土 11時-21時 (月曜日と5月1日、12月25日は閉館)

価格帯 : 通常料金12,00ユーロ、割引料金7,00ユーロ (18-25際のEU市民)

Website : http://www.quaibranly.fr/fr/     

 

10. パリ市立近代美術館 (MUSÉE D'ART MODERNE)

パリ市立近代美術館は1937年に建てられ、コンテンポラリーアート好きの人は見逃せない美術館です。パレ・ド・トーキョーの東側にあり、美術館にはテラス席のあるカフェもあります。20世紀の作品を一万点以上も所蔵しており、企画展は6週間ごとに開催されています。

 

住所 : 11 avenue du Président Wilson, 75016 Paris

開館時間 : 10am-6pm Tue-Sun, Evening opening for exhibitions only, on Thursday until 10pm

アクセス : Metro line 9 Alma-Marceau

料金:

- 常設展 : 無料

- 特別展 : 通常料金 5-11ユーロ、ユース料金 (14-26歳) 半額、子供は無料

Website : http://www.mam.paris.fr/