DIOR PARIS FASHION WEEK S/S 2019：パリコレ2019　ディオール

パリはいつも観光客で賑わいますが、6月に開催されるメンズ、7月のオートクチュールの時期には世界中のトップのファッション業界やビューティー業界の人々が集まり、盛況を博します。そんなパリコレのウィメンズは9月24日から幕を開け、10月2日に至るまで春夏コレクションを開催しています。Diorはパリ近郊にあるロンシャン競馬場でショーを開きました。

まず入ってきたのはパリ生まれのランウェイモデル、カミル・ロウ(Camille Rowe)。アメリカとフランスにて、英語とフランス語を流暢に使いこなし、モデル、女優として活躍しています。クロエの香水のキャンペーンモデルとして抜擢されてからモデルとして躍進し様々なブランドからのオファーを受けています。彼女の着た服は、いつも多くの女子の憧れとなります。

シンプルなスタイルは彼女の美しさを引き立たせ、ブラックをスタイリッシュに着こなします。

カミル・ロウの他に黒でコーディネートしたのは シンガポール出身のデザイナー、ヨヨ・カオ。彼女は自分に合った着こなしをするのが上手く、派手な衣装でも、シンプルなものでも何でも自分のスタイルで自然に着こなしてしまいます。

ソフィ・バルキアース(Sofie Valkiers)。ベルギー出身の有名なファッションブロガーである彼女は、前回のDiorの秋冬コレクションのコレクションの一つを選び、登場しました。 'FASHIONATA' という名前でブログをしており、ファッションに対する熱意や思いが内容からは伝わります。『Little Black Book』の著者でもあり、ファッションのノウハウや、彼女の哲学を書き留めています。

シェイリーン・ウッドリー(Shailene Woodley)も登場しました。映画『きっと、星のせいじゃない』（原題：The Fault in Our Stars）や『アドリフト』（原題：Adrift）にて完璧な役をこなした彼女は、映画よりもダークカラーなメイクアップで現れました。

日本からは、1994年生まれの笑顔がかわいいモデルのエマが登場。見た目の柔らかさとはまた違ってエッジの効いたファッションスタイルが人々の目を惹きつけます。

人気双子モデルのAMIAYAも登場。市松模様のパンツとスカートに真っ赤なファーのジャケットを合わせて小さなハンドバッグを手に提げています。

韓国人のインフルエンサー、キウンセも。料理やファッション、インテリアと幅広いライフスタイルを紹介する彼女が選んだのは、前回のコレクションで披露した、秋に合う深みのある赤色にチェックの入ったスタイリング。競馬場の雰囲気ともマッチした服でした。

レオニー・ハンネ(Leonie Hanne)はファッションとライフスタイルのブロガー。カルティエ、トミーフィルフィガー、トリーバーチなど多くの有名ブランドともコラボしており。ゴージャスな花柄が目を惹きつける秋冬コレクションの衣装を着て、大胆なアクセサリーで着飾っていました。

オランダ出身のファッションブロガー、ネーガン・ミルシャレイ(Negin Mirsalehi)。その特徴的なファッションスタイルが有名で、もっとも影響力のあるブロガーとしてランクインしています。可愛いピンクのサドルバッグにエレガントなドレスを合わせて登場しました。

ブラジルの女優マリアナ・バルボッサ(Marina Ruy Barbosa)は20119年のロンドンで開催された2019クルーズコレクションショーのスカートを装い暖かな色味のコートに花柄を合わせ、春夏コレクションである季節感も感じさせてくれる着こなしでした。

世界で有名なファッションブロガーかつインテリアデザイナーのエイミー・ソング(Amiee Song)もショーにいました。綺麗な柄の入ったロングスカートに、おそろいの靴を合わせ、黒レースでしっかりと引き締めます。これも2019クルーズコレクションショーからのもの。ロサンゼルス在住の韓国系アメリカ人で、常に世界中に流行を発信しています。

お洒落すぎる仲良しブロガー姉妹のキアラ＆ヴァレンティナ姉妹はイタリア出身で、今や多くのファッション誌の表紙を飾ります。2017年にはアメリカの経済紙であるフォーブスで最も影響力のあるファッションインフルエンサーとして一位に選ばれました。

O'BON PARIS' NOTE

今シーズンのDiorのファッションウィークも世界トップのファッションのインフルエンサーと洗練された装いによって一際目立つものとなっていました。アンジェラ・ベイビーとブレイク・ ライヴリーもショーに参加したことで注目されました。ファッションウィーク期間中にパリを旅行することがあれば周りを見回して歩いてみてください、セレブ達とすれ違うことがあるかもしれません。

原文・撮影 : Yuna Lee