日本のパスポートがあれば、ヨーロッパのほとんどの国でビザなしで入国が可能です。ただし、EU加盟国はシェンゲン圏と非シェンゲン圏に分けられます。
シェンゲン協定は、国家間の行き来の利便性を確保するために締結した協定です。したがってシェンゲン圏内は1つの国のように別々にパスポートを提示する必要はありません。しかし、シェンゲン協定国から非シェンゲン協定国に移動する場合には、入国審査が必要です。代表的な国がイギリスです。入国審査が厳しいことで有名ですが、ほとんどパスポート、宿泊施設の住所、帰国時のチケットを見せ、観光目的以外の特別な場合を除き通過できるのでご安心ください。非シェンゲン国でシェンゲン国に移る場合ももちろん入国審査があります。
シェンゲン協定国：ギリシャ、オランダ、ノルウェー、デンマーク、ドイツ、ラトビア、ルクセンブルク、リトアニア、リヒテンシュタイン、マルタ、ベルギー、スウェーデン、スイス、スペイン、スロバキア、スロベニア、アイスランド、エストニア、オーストリア、イタリア、チェコ、ポルトガル、ポーランド、フランス、フィンランド、ハンガリー
非シェンゲン協定国：バチカン、ルーマニア、マケドニア、モナコ、モンテネグロ、モルドバ、ボスニア-ヘルツェゴビナ、ブルガリア、キプロス、サンマリノ、セルビア、アルメニア、アイルランド、アゼルバイジャン、アンドラ、アルバニア、イギリス、ウクライナ、カザフスタン、コソボ、クロアチア、キルギスタン、タジキスタン、トルコ、トルクメニスタン
ノービザ入国不可国：アゼルバイジャン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ベラルーシ、ロシア